VIOLINISM with Love
Disc:1
1 第一楽章 深き愛
2 第二楽章 青の洞窟
3 第三楽章 古典的な主題による楽しい変奏曲
4 第四楽章 見果てぬ夢
5 ハウ・インセンシティヴ
6 太陽の子供たち
7 新世界のフェスタ
8 メドレー・オブ・モリコーネ
9 トゥッツィー・ウィッツィー
10 火遊び
11 カラー・ユア・ライフ
12 ジプシー風のロンド
13 愛のテーマ
14 ララバイ・フォー・ユー
★★★★☆ 2005-11-05 サポートメンバーにも注目されたし!
前作「What a Day」、前々作「Traveling Notes」に代表されるポップス寄りの音楽も、
今作を含む「Violinism」シリーズも、どちらも紛れもない「葉加瀬サウンド」だと思います。
またそのバランス感覚が彼の持ち味でもあるのでしょう。
ピアノの榊原大氏、チェロの柏木広樹氏らをはじめとする葉加瀬バンドの面々も
いずれ劣らぬ実力者揃いであり、
個人的には「Violinism」シリーズは「葉加瀬太郎アコースティックバンド」なり
「葉加瀬太郎トリオ」という名義になっていてもいいくらいだと思います。
そういう意味で、今作のブックレットに以前のようなレコーディング風景の写真がないのは、
音楽の本質的なことではないながらも、榊原&柏木ファンとしては少し残念でした。
星一つ分の減点の理由は最終トラック。
葉加瀬氏の一人娘が留守番電話に残したというメッセージからインスパイアされたという曲ですが、
その留守電のメッセージをそのまま使うのはやりすぎのような。。。
彼の子煩悩ぶりはつとに有名ですし、
こういうプライベートな部分を作品に持ち込むことについては賛否両論あるとは思うのですが、
個人的には「そんなの特に聴きたくないんですけど、、、」と思ってしまいました。ごめんなさい。
★★★★☆ 2005-10-18 かむ味わい
・前アルバム「What a day」は、クライズラー&カンパニー時代の
アルバムも含めて、もっとも自然に 耳に入ってくる心地よいアルバムでした。
・その聞きやすさは、曲自体が起承転結で分かりやすい展開であることと
分かりやすい長さであることではないでしょうか。
・今作品は、彼の作品を聞き込んできた人が、彼の一面として味わうには
聞きやすいかもしれませんが、初めての場合はやはりクラシック調なところが
とっつきにくいところでしょう。
個人的にも何度も聞くことによってかみしめることによって味わおうとしています。
意外にエンドレスバイオリンなどの作品で、時々聞きたくなるのは
そういう当初とっつきにくかった曲であったりすることもあります。
・そういう意味において、前作に比べて少し、聞き手に下準備が必要な
作品といえるでしょう。ただそこが、深みであり長持ちする聞き応えの
部分であるとも言えそうです。また、チェロ・ピアノとのからみは自然に耳に、入ってきます。
・これからも流行に迎合したものではなく、上質でありながら
かたくなく受け入れられる。その両極を味あわせてくれると楽しみに期待してます。
